植木屋のざれごと

大阪で植木屋をやっています。

庭木の手入は命がけ。実は危険な植木の剪定

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お庭のお手入は植木屋に頼まなくても、よほど大きな木でさえなければ、個人でも十分できるものです。

脚立やハサミを用意して、時間をかけてゆっくりと・・・。ですが思いがけないことから、庭手入中に事故にあったニュースがありました。

庭木を剪定していると車が

植木屋ですから「他人事ではないな」と思ったニュースがありました。

1日午後1時55分ごろ、滋賀県栗東市上鈎の自動車販売店「アウディ栗東」で、駐車場の乗用車が急発進し、店のフェンスを突き破って、近くにいた隣家の会社員橋本憲幸さん(44)に衝突した。橋本さんは意識不明の重体。

草津署によると、車は店の試乗車で、販売員(29)が客にエンジン音を聞かせるためアクセルを踏んだところ急発進した。パーキングブレーキはかけられていたが、ギアがドライブに入っていたのに販売員が気付かなかったという。

橋本さんは両親や妻と庭の手入れをしており、自宅ブロック塀の外から木の剪定(せんてい)をしていた。店の敷地は高さが約1・5メートルあり、車は車体前方が落下するような形で止まった。橋本さんは車とブロック塀に挟まれたという。

出典:http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170401000142

参照:試乗車急発進、隣家の男性重体 滋賀の販売店- 京都新聞より

個人の方が自宅の庭木を剪定していると、隣の車屋(外車ディーラー)から車がフェンスを突き破って、車と自宅フェンスにはさまれたそうです。

植木はお庭の中からだけではなく、生垣などは外に脚立(三脚)を立てて作業することがありますので、十分通行している人や車には注意して行うもの。

僕らも細心の注意を払いながら、庭木の剪定は行っていますが、よもや隣の敷地から車が突っ込んでくる事までは。

まとめ

植木屋といっても敷地内でお庭のお手入だけではなく、道路に面した場所で仕事をすることもあるので、今回の事故に遭われた方には申し訳ないですが、より一層気を引き締めて安全第一で作業をしようと思います。

個人的にこの事故は、予測不可能だと感じたので、本当に被害にあわれた方はお気の毒です。